2018-11-10 柿 鈍行俳句 ○富有柿の尊氏に似る面構 (ふゆうがきのたかうじににるつらがまえ) ○柿並べいづれ球子の面構 秋甫 ○渋柿の小さく成りて種多き 々 ○次郎柿継子に辛き薄情け 々 柿の種類は昔は富有柿、次郎柿くらいしか知らなかったが、店にも色々な種類が並ぶようになって、またその玉も大きくなっているようだ。ぷくぷくと四角いのや、まあるくこんもり盛り上がったものなど、まるで片岡球子の「面構」シリーズの絵を見るようである。