○車中泊一歩が外の虫の闇
(しゃちゅうはくいっぽがそとのむしのやみ)
○草枕昼の波音夜はむしの闇 秋甫
○波音のやがては深き虫の闇 々
○虫の闇足もとさぐる旅ねぐら 々
12時を回ると大きな街灯は消されて暗く、トイレにでると文字通り虫の闇の中を歩む状態であった。
瀬戸内の沿岸漁港を西から順に白方、多度津、丸亀港と移動して行ったが、釣りには集中できず、丸亀で丁度昼どきになってしまったので、「一徳」という魚料理の店で昼食にした。カウンターの前の生け簀にカマスや河豚が腹を見せて息も絶え絶えで浮かんでいたのにはちょっとがっかりであった。