2018-09-03 銀漢 鈍行俳句 ○銀漢や森は獣の目に光る (ぎんかんやもりはけもののめにひかる) ○天の川見てゐて飛沫(しぶき)かかりけり 秋甫 ○流れ星飛行機の灯が跡を追う 々 ○流星のつぎつぎ現れて密(ひそか)なり 々 月は半月でちょっと夜空は暗くなっているが、火星だけは依然赤く存在感を誇示している。虫の声が盛んになった。日本の田舎に来た或る外国人が、この虫の声をノイズが煩いと言っていたそうであるが、私は反対に窓を開け放ってそのノイズの中に身をおきたい。