2018-03-28 桜 鈍行俳句 ○遅咲きの句歴十年山桜 (おそざきのくれき十ねんやまざくら) 句歴十年 ○花より団子昔かるたの花吹雪 秋甫 ○池の亀首に乗せたる花衣 々 ○この年の愛しく想う桜花 々 句を作り初めて今年10年目になる。年々どっぷりと浸かって漬物ならいよいよ古漬けの領域になるのだろうか。漬物臭いは上物にあらずと言われるが、わがぬか床はそろそろ匂い始めているかもしれない。そんな匂いなど気にせず最近は不思議なくらい句が湧き出てくる始末で、きっと遠からず自身のあまりの臭さに失神してしまう破目になるかもしれない。