2017-09-21 彼岸花 鈍行俳句 ○今朝伸びし暦どうりの彼岸花 (けさのびしこよみどおりのひがんばな) 見事な体内時計 今朝の散歩の道に今年初めての彼岸花を見た。そう言えば今日は彼岸の入りであった。 雨で勢いを増して葉を張ったキャベツ畑の畦に曼殊沙華の朱は目に彩やかである。 ○曼殊沙華坊さんが行く隣村 秋甫 〇曼殊沙華坊主の耳のピアスかな 々 二階の窓辺に立っていると、旦那寺の若い坊さんがスクターに乗って隣村へ走って行った。何処かの法事に呼ばれているのだろう。坊さんの黒い衣と紅い曼殊沙華の色を取り合わせてみた。