2017-09-01 二百十日 鈍行俳句 〇二百十日とげぬき地蔵拝む人 (にひゃくとおかとげぬきじぞうおがむひと) 二学期始め 「おはようございます」元気な声が庭の草を引いていた私の背中にかけられた。振り向くと3,4人の男の子が上の道を登校するところだった。どの子も二学期の始まりが嬉しそうに見えた。 防災の日の今日、ある地方ではミサイルの襲来を想定して防災訓練をしている学校もあった。生徒たちは体育館の檀上で頭を抱えてミサイルに備えているのである。それはとげぬき地蔵にお参りして災難から守ってもらいたいという、気持ちとそれほど変わらないように思われた。