2016-07-17 遠花火 鈍行俳句 ○二階まで杉の邪魔する遠花火 (にかいまですぎのじゃまするとおはなび) 港まつり 湾つづきの隣町に花火があがった。床に就こうかと思っていたらぽ〜んぽ〜んと音が鳴って 海の方が明るくなったのである。二階のベッドからは、隣町の港は少し東へずれてみえるはずであったが、花火はちょうど窓の向こうの何かに遮られて中心が影になっていた。離れた下に杉の木が高く伸びているのだ。毎年花火の日になると、その3本ほどの杉が枯れてしまえばいいと思ってしまう。